医薬翻訳ができる能力を持っている人は少なからずいますが、仕事を見つけるのは容易ではありません。
信頼性が第一の仕事であり、誰がその信頼性を保証するかという問題があります。
そのため、つてを頼っての依頼というのが多いわけであり、個人が新規顧客を獲得するため営業するという道が果たしてあるだろうか、ということになります。
ただインターネットがなかった頃は到底無理だったでしょうが、現在はクラウドサービスという方法があります。

医薬翻訳を個人で行うことの難しさ

医薬翻訳ができる能力を持っている人は、少なからずいるでしょう。
医学部を出て医者にならない人もいるわけであり、そうした人が医薬翻訳をするならば、それは人的資本の有効活用ということになります。
医者は不足しており、医者が片手間で医薬翻訳をするというのは時間が惜しまれるところです。
その時間は臨床に当てることが望ましく、医薬翻訳に専念できる人と分業すべきでしょう。
医薬翻訳の仕事を、縁もゆかりもないところから受けるには、翻訳サービス会社に勤めるか登録するかするのが常道と言えます。
個人で仕事を受けるというのは、つてがあってルートを確保しているというケース以外では難しそうです。
医薬翻訳では信頼性が第一です。
医学は日進月歩で進歩していますから、翻訳の正しさを検証できる人もそう多くはありません。

二度手間をかける必要がないほどの人材が求められており、個人が新規顧客を獲得し、注文を受け続けるのは相当困難な状況と言えそうです。

クラウドサービスで対応できるか?

ただインターネットの普及により、クラウドサービスという新しい道ができ、そこで個人が新規顧客を獲得できないこともありません。
1対1対応であり、随時仕事が出るという状況ですから、常に仕事があるわけではなく、まったく仕事が獲得できない可能性ももちろんあります。
しかし、チャンスは得られます。
オンラインでのやり取りではありますが、経歴の提出やテストの結果などによって、発注側の信頼が得られれば、注文が得られる可能性はあります。
医薬翻訳の仕上がりが評価されれば、継続して注文を受けることも可能になるでしょう。
要は能力次第とも言えますが、発注側が何らかの事情で翻訳サービス会社の利用に傾いていけば、能力があっても仕事が途絶える可能性はあります。
翻訳サービス会社が対応できない場合に限って、クラウドサービスを利用するという発注者もありそうです。
結局は翻訳サービス会社を通じて仕事を得るのが、近道とは言えるでしょう。